ゼロウェイストをめざしたいミニマリストのブログ

オーストラリア在住女性ミニマリストが、ゴミを出さない暮らし方や、ミニマリズムや、オーストラリアについて書くブログです。

【ゼロウェイストチャレンジ】脱・肉食

ゼロウェイストな暮らしのために、まずは肉食をやめてみることにしました。COWSPIRACY: The Sustainability Secretという映画で、畜産業が環境汚染や地球温暖化、食糧問題に多大な悪影響を及ぼしていると知ったことがきっかけです。

 

この「脱・肉食」はブログを開設したころに始めました。失敗と挫折を繰り返しながら、ゆるゆると今まで続いていますので、その変遷をご紹介します。

 

いつ「脱・肉食」するか決めた

「脱・肉食」を始める前はほぼ1日2食肉食生活だったので、いきなり100%脱することは無理でしょう……ということで(最初から弱気)、家での食事+お弁当を「脱・肉食」することに決めました。

 

あまり外食しないので、週の80%以上は「脱・肉食」です(目標ね、目標)。外食では大好きな肉をがまんしないで食べたいし(笑)、一緒に食事する人たちとごはんのおいしさを共有したいので、心置きなく肉食になることにしました。

 

肉の代わりを探した

家での食事を「脱・肉食」することにしたので、肉の代わりになる食べ物を探さなければいけませんでした。しかも、肉食時代の私たちの食事は「メインは肉(ステーキ、ロースト、炒め物)、サイドは生野菜サラダ、以上!」みたいなのが毎日だったので、肉ではないけど肉と同じくらい食べ応えがあって調理がラクなものが理想だったのです。

 

そんなわけで、いろいろ試しました。ヴィーガンミート(植物性代替肉)、ベジタリアンレシピ、魚介類……。結論から言うと、焼き魚が私たち夫婦の生活にしっくりハマっています。

 

ヴィーガンミートを試してみた

「脱・肉食生活」を始めるにあたり、まず最初に試したのがヴィーガンミートです。ヴィーガンという動物性食品を一切摂取しない人たちのために開発された、大豆などの植物から作った人工肉です。商品名はいろいろありますが、アメリカ発祥の「ビヨンドミート」は有名だと思います。

 

さて、このヴィーガンミート、意気揚々と試してみたのですが、私たちには合いませんでした。私たちが試したのは、オーストラリアのThe Alternative Meat Co.のソーセージとバーガー用パテです。

 

当たり前なのですが、ヴィーガンミートは味も匂いも食感も“肉”ではないのです。まぁ、肉だと思って食べなくても、全然おいしくない。味はソースでごまかしたとしても、舌触りが良くないのです。

 

これでも、買う前にはちゃんと下調べをしました。YouTubeヴィーガンミートのレビューを見て、一番おすすめのものを買ったのです。が、あのクオリティーでは続かないな、というのが正直な感想。他のブランドのヴィーガンミートも試せばいいのですが、「どうせおいしくない」という気持ちが先行して、なかなか手が出ません。

 

さらにもう一つ、買わない理由。ヴィーガンミートはプラスチック容器に入っているのです。すぐにゴミになるプラスチック容器は、できるだけ出したくないですね〜。

 

ベジタリアンレシピを試してみた

次に試したのは、ベジタリアンレシピです。ベジタリアンにも、魚も食べるとか、卵は食べるけど魚は食べないとか…いろいろ種類があるようですが、私たちはゆるーい感じでやってみました。

 

ベジタリアンレシピ、料理が嫌いな私には続けられませんでした。まずレシピを探すところから始まるんですよね。でも、料理に興味がない私は、それさえも億劫なわけです。サラダ系のレシピはいくつか手持ちがあるのですが、サラダだけをバクバク食べるわけにもいかないですし。栄養や腹持ちのことを考えると、ベジタリアンメニューのメインディッシュは手間暇がかかります。

 

魚介類を試してみた

最後に、ここに落ち着いたという魚介類。仕事帰りに、魚屋でサーモンや白身魚の切り身を買います。塩こしょうをふって、もんで、グリルで焼いて完成です。サラダをつけて、夕食準備完了!しかも我が家では、魚を焼くのはオット君の担当です。

 

他には、冷凍のえび、いか、ホタテでリゾット、スモークサーモンとアボカドでサンドイッチ、味付きツナ缶でサンドイッチ……などなど、簡単においしいものが作れます。

 

まぁ、でも、肉を魚に変えたくらいでは、正直なところ大した違いはないのではないかと思います。漁業も海洋環境に悪影響を及ぼしているからです。大規模な養殖が海洋汚染を引き起こしたり、乱獲による海洋生物が絶滅の危機にひんしていたり、問題がたくさんあるわけで、肉から魚への移行は焼け石に水とでも言いましょうか。

 

経過報告

半年間ゆるゆると続けている「脱・肉食」ですが、試行錯誤の甲斐あって一時期真面目に続いていた時もありました。が、途中、ヨーロッパへの旅行中は絶賛肉食になりました(ドイツに行って、ソーセージを食べないという選択肢はないな……)。旅行後はまた「脱・肉食」に戻しましたが、最近はまたちょっと脱「脱・肉食」(つまり肉食)傾向になりつつある私たちの食生活です。ブログを再開したのを機に、またしっかり「脱・肉食」をしようと思います。