ゼロウェイストをめざしたいミニマリストのブログ

オーストラリア在住女性ミニマリストが、ゴミを出さない暮らし方や、ミニマリズムや、オーストラリアについて書くブログです。

「乳」飲み比べ④

「おいしい植物性ミルクを決める選手権」(いつからそうなった……?)第4走者は、マカデミアナッツミルク。

 

植物性ミルク特有のクセのあるにおいはなく、オーツミルクのような柔らかな甘味があり、オーツと並んでコレもイケると思いました。

 

原材料を見るまでは……。

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原材料は水、マカダミアナッツ(2.5%)、砂糖……。さ、さとうッッ!?甘味は、まさかの砂糖だったのでした!砂糖が入っていないマカデミアナッツミルクも試してみたかったのですが、よく行くスーパーにあるのはこの一種類のみ。というわけで、マカデミアナッツミルクはあっけなく選手権から脱落したのでした。

 

ちなみに私は砂糖の摂取はできるだけ控えています。砂糖が及ぼす健康への害のお話は、こちらの映画をご覧あれ〜!

 

そして地味に気になるのが、マカデミアナッツの含有率。2.5%って、つまりこのミルク、ほぼ水。ナッツミルクってそんなものなのでしょうか。そういえば、Dr Karl*もラジオで「最も栄養価のないミルクはアーモンドミルク」と言っていました。

 

砂糖含有なので私は飲まないことにしましたが、気にしない方には、こちらのミルクはおいしかったです。

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*Dr Karlは科学者で、ラジオの視聴者のサイエンスに関する質問に生放送で答えるというラジオ番組をやっています。視聴者は子供から大人まで、日常のちょっとした疑問をDr Karlに聞いています。過去の放送はポッドキャストでも聴けます。英語のみです。

髪の毛がのびてきて気づく、湯シャンのメリット

湯シャン暦、1年半とちょっと。湯シャンの最大のメリットをひしひしと感じている今日この頃です。というのも、私は今年1月から髪の毛を伸ばし続け、9ヶ月間一度も髪を切っていないのですが、枝毛知らずなのです。

 

そもそも、どうして髪の毛を伸ばしているかといいますと、ドネーションのため。1月に散髪に行った後、私の住む地域もがっつりコロナの影響を受けました。ロックダウンとまではいかないものの、不要な外出を控えるようにと政府からのお達しで、その後数ヶ月間は美容院に行けなくなりました。もともとドネーションをしよう、しようと思いつつ、伸びかけのボブに我慢ならずに切ってしまっていた私としては、髪を伸ばす絶好のタイミングとなったわけです。今は髪を下ろすと、肩をちょっと超えたあたりまであります。

 

実は、このドネーション、3年前にもやったことがあるのです。その時は、腰のあたりまで髪が伸びたところで切り、31cmの髪の毛を寄付しました。

 

前回のドネーションで髪を伸ばしていた時は、毎日シャンプーとコンディショナーを使っていました。3ヶ月も放置すれば、一本一本の毛がガタガタ、毛先は枝毛でボソボソ、全体的にハリとツヤのない髪の毛になってしまいました。そしてよく絡まる……。せっかく髪を伸ばしているのに、手入れをするために数ヶ月に1回は切らなければいけず焦ったい、焦ったい。

 

それが、今回はどうでしょう!9ヶ月も放置の髪の毛ですが、ガタガタなし、枝毛なし、ハリツヤあり!素晴らしい状態のまま、髪が伸びています。前回と今回で変わったのは、湯シャンに切り替えたことぐらいなので、これは湯シャン効果なのではないか思っているわけです。このまま一度も切らずに腰まで伸ばせるのではないかと期待しています。

 

湯シャンがラクすぎて、もうシャンプー&コンディショナーに戻ることはないと思っていましたが、さらなるメリットを感じて、もっともっと湯シャンが好きになりました。

 

ちなみにこちらが、私が前回寄付した団体です。寄付された髪でウィッグを作り、病気などの理由で髪を失った子供たちに無償で提供しています。

www.jhdac.org

「乳」飲み比べ③

植物性ミルク飲み比べ3つ目は、アーモンドミルク。

 

結論から申し上げますと、マズイです。パックを開けた瞬間のナッツ臭といい、後味といい、完全に紅茶の味を邪魔しています。

 

選んだブランドが悪かったのかなぁ……。写真は載せないでおきます。

「乳」飲み比べ②

植物性ミルク飲み比べ2つ目は、オーツミルク。

 

オーツは麦の一種なのですが、牛乳に浸してグチャグチャのゲロみたいになったやつ(たぶんオートミールのこと)しか知らず(笑)、「オーツ=ゲロみたい」という方程式ができあがっていました。実は、オーストラリアの名物アンザックビスケットにもオーツが入っているので、知らず知らずのうちに食べていたのですけどね。

 

オーツミルクの存在を知ったのは、去年オランダを旅行した時です。宿泊先の近くのカフェでカフェラテを頼んだ際に、牛乳の代わりにソイミルクを頼んだのですが、ソイミルクは無いと言われました。オーツミルクならあるよ、とのことだったので、やや仕方なくオーツミルクにしたのです。が、飲んでみると、美味しくて美味しくて!オランダではあまりソイミルクが一般的ではないのか、どこのカフェでも代替ミルクといえばオーツミルク一択でした。

 

一方、パースのカフェではソイミルクが一般的。カフェではあまりオーツミルクを見ませんね。というわけでしばらくオーツミルクから遠ざかっていたのですが、コーヒーとの相性が良いならミルクティーにもイケるのでは?と思い、買ってみることにしたのです。

 

結果、やっぱりオーツミルク、おいしい!オーツミルクはにおいもなく、ほのかな甘味があって、ミルクティーとの相性抜群!ちなみに甘味は添加した砂糖ではなく、オーツからの天然甘味です。ま、甘いってことはカロリーもそこそこあるのでしょうけどね。私は、一日一杯しか飲まないミルクティーのカロリーまでは気にしていないのですが、よく飲む人はカロリーも気にした方が良さそうです。

 

今回、私が購入したのはこちらのオーツミルクです。

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「乳」飲み比べ①

まだガチでゼロウェイスト生活を目指していた頃、環境問題系のドキュメンタリーを観漁っていました。それでわかったのが、家畜が出す二酸化炭素オゾン層破壊に悪影響を及ぼしているということ。ゼロウェイスト目指すにあたり、肉&乳製品断ちは必須だなと悟った瞬間でした。

 

悟ったばかりの頃は動物性食品断ちをがんばっていたのですが、肉もチーズも大好きな私は、続けることができませんでした。そんなわけでヴィーガンやらベジタリアンやらから遠ざかっていたのですが、最近、私の中でミルクティーが大ブームに!

 

ミルクティーには当然ミルクが必要なわけですが、せめてミルクを植物由来のものに代替できないか、ということで植物性ミルクを試すことにしました。植物性ミルクってどんなものがあるんだろう、ととりあえずスーパーへ偵察に行きました。

 

結構、種類あるやん。

大豆

オーツ

アーモンド

 米

ココナッツ

カシューナッツ

 

植物性ミルクの知識ゼロでスーパーに行ったので、とりあえず初回は有名どころの大豆ミルク、いわゆる豆乳を買ってみました。日本では、砂糖が添加されて甘い豆乳をよく見るような気がしますが、オーストラリアでは甘味料なしの豆乳が一般的だと思います。豆乳に限らず、植物性ミルクは甘味料なしが多いように思います。

 

さてさて、ソイミルクティーのお味はというと……、普通においしい。豆乳とわかって飲むと若干の豆乳感は否めませんが、十分牛乳の代わりとして使えます。私はEnglish Breakfastという濃いめの紅茶とソイミルクを7対3で割っているので、薄めの紅茶を使ったり、ソイミルクの分量を増やすともっと豆乳感が出ると思います。

 

ところで、今回のブログタイトル、ちょっと卑猥とも取れる表現ですが、しょうがなかったんです。「牛乳飲み比べ」だとウシってことで動物性になるし、「ミルク飲み比べ」だとなんかねぇ、気取ってる感が出るような。それに、ミルクと聞いたら、最初に赤ちゃん用の粉ミルクを思い浮かべませんか。ウィキペディアによると、動物由来ではなくても、哺乳類が出すお乳に見た目がにていれば「乳」というそうです。というわけで、ミルクティーで「乳」飲み比べ、第一弾は豆乳でした。

 

冒頭で触れたドキュメンタリーはこちらです。Netflixで、日本語字幕もあるハズです。ぜひご覧あれ〜!

www.cowspiracy.com

 

量り売り専門店 in パース

プラスチックの使用を減らすために、なるべく量り売りのお店に行くようにしています。知っている限りではパースには7店舗専門店がありますが、今回は私が利用する量り売り専門店をご紹介します。

 

Kakulas Brothers

パース駅からノースブリッジ方面へ歩いて5分ほど。品揃えも豊富で、他の店より若干安いような気がします。フレッシュなチーズやオリーブは、イタリア人の友達のオススメなので、私も試したいと思っているところ。

www.kakulasbros.com.au

 

The Source Bulk Foods

チェーン店なので、ある程度大きな都市にはだいたい店舗があると思います。オーガニック押しの洒落乙な雰囲気ですが、値段設定お高めなので私はあまり行きません。

thesourcebulkfoods.com.au

 

Fodder & Forage

我が家では洗剤系も量り売りのお店で調達しています。空のボトルを持参して、お店の大きなタンクからチョロチョロ入れるスタイル。パース近辺の洗剤を売っている量り売り専門店をまわったなかで、洗剤系の商品を安く売っているのがこちらのお店。

https://fodderandforage.com.au

 

どのお店も雰囲気がいいので、ただ立ち寄ってみるだけでも楽しいです。容器を持っていかなくても、お店でビニール袋や紙袋を無料でもらえますが、ゼロウェイスト もかねて行くなら、容器を忘れませんように!私は何度かやらかしている……。

地元のヒッピーがつくったベジタブルストック

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ゼロウェイスト生活をはじめてから、野菜ストックを使うようになりました。普通のスーパーでもパウダーやキューブのストックは売っていますが、一年ほど前は意識高い系主婦を目指していた私は、地元産品を扱う健康食品店に行ってみることにしました。

 

そこで店員のおっちゃんに勧められたのが、写真の商品。原材料はオーガニックの野菜、オリーブオイル、食塩。小さじ1杯を250gの水で薄めて使います。10L作れる量で、お値段24ドル。高っ!と思いつつ、その店に野菜ストックの選択肢はそれしかなかったし、その時は意識高い系主婦を目指していたから(まだ言う…笑)買いました。ラタトゥイユなど、肉や魚介を使わない料理のストックとして使っています。スープストックを入れたから劇的に味が変わったわけではないと思うけど、あると旨味は出るような気がします。

 

で、ボチボチ使っているうちにビンは空になり、つい先日二つ目を買いに行きました。また同じお店に行ったのですが、このビンを手にとると、お店のおっちゃん(1年前と同じ人)が「ソレはヒッピーが作ったんだよ」と。「ヒッピーが作った」と言う時のおっちゃんの笑みが、あまりに「笑うセールスマン」に似すぎていて不気味でした。不気味というか、「ヒッピーが作ったのに、食べるのかな?そんな勇気があるのかな、キミには?」的な意図を感じてしまいました。

 

おっちゃんの言葉にそんな悪意を感じたものですから、私の中で、「ヒッピー=現代人と違う生活、価値観=仕事しない=掃除もちゃんとしない=汚いところで作っている?」みたいな勝手な方程式ができあがり、「やっぱり買うの、やめようか」という気持ちになりました。しかし、私はすでにビンを持ってレジの前。ここで「やっぱり買うのはやめる」とは言えず、結局購入しました。

 

が、若干潔癖症なところがある私、帰宅後さっそくインターネットで調べました、会社名を……。プロに頼んで作ったきちんとしたウェブサイトを見て、ちょっと安心。書いてある英語や内容を読んでもう一安心。ちなみに、ウェブサイトからは「ヒッピーが作っている」ことはわかりませんでした。よって、おっちゃんの話の真否は不明です。そんな“ちゃんとした”ウェブサイトのURLはこちら。

http://www.urbanforager.com.au